世羅中央病院企業団
企業長あいさつ

世羅中央病院企業団 企業長 ごあいさつ

広島県の中山間医療を守るために

このたび平成28年4月1日をもちまして 神辺 眞之先生の後任として世羅中央病院企業団の企業長に就任いたしましたので、ひとことご挨拶を申し上げます。

広島県は7つの2次医療圏で構成されていますが、世羅中央病院企業団が運営する公立世羅中央病院および公立くい診療所はその中の尾三2次医療圏の中にあります。この尾三2次医療圏は尾道市、三原市および世羅郡で構成され、西は東広島市、北は三次市、東は福山市に隣接した面積1034㎢、人口約25万人を有しています。しかし、人口や医療施設は瀬戸内海沿岸に集中し、当企業団の診療圏である中山間部では、住民の高齢化、人口減少に伴い医療過疎が進んでいます。このような状況の中、当企業団は地域の皆様が、24時間365日、安心して安全で確実な医療がうけられる急性期医療の拠点を目指し、設立以来努力してまいりました。現在、迫り来る2025年問題など、未曽有の少子高齢化に対応するため、国を挙げて、地域包括ケアシステムの構築や地域医療構想の策定が急がれています。当企業団においても、これらの推進に努めるとともに地域の皆様の健康と医療を守るため、たゆまぬ努力を続けてまいります。その一環として、以下の4つの目標を掲げました。

  1. 地域医療連携の推進
    公立世羅中央病院および公立くい診療所が中心となり急性期から在宅診療まで、地域の医療・介護施設と連携して地域医療を推進いたします。
  2. 診療機能の充実
    公立世羅中央病院は、地域完結型医療の拠点としての役割を果たすべく診療機能のより一層の充実を図ります。
  3. 包括的ケアの推進 
    地域の住民すべてに安心して暮らしていただくために、当企業団は医療機関はもとより、保健、福祉、行政などの方々と連携して包括的ケアの推進に努めます。
  4. 臨床研修機能の充実
    医療は様々な専門職の力によって支えられていますが、中山間地では医師、看護師を始めこれらの専門職が不足しています。地域の皆様に、これからも良質な医療を提供し続けるために、これらの専門職を臨床研修などを通して、育成して行かなければなりません。また、医療は早いスピードで進歩していますので、常に知識や技術を更新しなければなりません。その為に、今後もこれらの医療専門職の研修施設としての機能向上に努めてまいります。

以上、世羅中央病院事業団企業長の就任挨拶を兼ねて、今後の経営方針について簡単にご説明致しました。地域の皆様の健康をお守りすることが世羅中央病院企業団の使命です。皆様の熱烈な応援をよろしくお願い申し上げます。

世羅中央病院企業団
企業長 神辺 眞之
世羅中央病院企業団

企業長 多幾山 渉